「テトリス」映画化
いしたに:最後の話、ちょっとゲームの話から外れるのですが、こんなものが出ます。
 映画「テトリス」。
はつめ:えっ、なにこれ。
いしたに:まさかテトリスが映画になるとはねえ。
はつめ:そういえば、少し前に「パックマン」も映画になりましたよね。見ました。
いしたに:しかも、これ「テトリスが出来るまで」ではなくて、おそらく世界で最も成功したゲームであるテトリスのライセンスを巡る物語なんです。なかなかにマニアックな話です。そうそう、当時はまだソ連だった。
はつめ:動画、最初ちょっと面白系映画かなと思ったら、めちゃめちゃ最後戦っとる。
いしたに:どっかで見たことある任天堂の社長も出てきます。
はつめ:出てきた。
いしたに:「not bad」って、いかにも言いそうですよね。おっさんとして、一応言っておかないといけないのは、今のようにマルチ全盛の時代と違って、ゲーム業界=ハードウエア覇権戦争みたいな時代が、ひと昔前にあったんですよ。実際、ゲームボーイのヒットはテトリスがなければあり得なかったわけで、そういうことがもう歴史的な物語になって、映画にもなってしまうんだなあと、遠い目になっております、今。
はつめ:ほうほう、ちゃんと歴史的な話なんですね...。
いしたに:アーケード版のテトリスはSEGAから出てましたしね。おっかしいですよね。「なんで、ゲームボーイなんだろう」と、子どもでも違和感がありましたよ。
はつめ:あ~、言われてみれば確かに。
いしたに:ビデオゲームも、もう長い歴史があるわけで、今後も今だから語れるみたいな話には期待したいですね。
はつめ:ゲームって、完成されたものが注目されるものですけど、やっぱ、その裏にはこういう利権だったり、それこそ最初に話した「GOODBAYWORLD」の世界みたいにクリエイターの葛藤もあるから、その裏側をもっと見てみたいですね。
いしたに:ですです。今後も、ここでゲームだけではなく、そういったコンテンツもご紹介できればと思います。では、また次回!
はつめ:ありがとうございました。
はつめ
現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。
Twitter:https://twitter.com/hatsumememe
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCq1FEiGmyh-52yYGeOMTVLA
いしたにまさき
ウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
Twitter:https://twitter.com/masakiishitani
ブログ:https://mitaimon.com/