ブロッコリー農家激推し、究極の「ブロージー」 作りやすく、片付けカンタン

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【ブロージーチャレンジ(最終回)】
4種類の食材(飲料)と、1種類の調味料、そして隠し味を混ぜ合わせ、偶然おいしいブロッコリースムージーのレシピが出来上がるよう目指す企画。ブロッコリーのみ毎回確定で、隠し味はツイッターで投票を募りフォロワーに決めてもらう。
農業法人・安井ファーム公式ツイッターアカウントの中の人(運用担当者)が調理、実食、画像と動画での食レポまでこなす。果たして、おいしい一杯が「運任せ」で出来あがるのか。過去に、運任せで作った12杯のブロージーを、一挙に振り返るラジオはこちらから。
  • 何物にも替えられぬ、究極の一杯「ミラクルブロッコリートレンド」
    何物にも替えられぬ、究極の一杯「ミラクルブロッコリートレンド」
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「無難な食材」を使った結果

   フィナーレとなる第13回は、サイコロの出目やツイッター投票で食材を決めるのではなく、これまでのチカラを総結集してブロージー作りに挑む。つまり、「一度でも使ったことのあるもの」から厳選するスタイルだ。

   過去のブロージーで最も点数が高かった「フルーティーブロッコリーハピネス」(第4回)をベースに、リベンジ回(第11回)で同級生にもらったアドバイスの「バナナ」+「ハチミツ」を重ね、J-CASTトレンド枠からは、彩りと酸味の要素を兼ね備える「イチゴ」を採用した結果、食材は次の通りとなった。

【使用した食材】
ブロッコリー:50g(固定枠)
バナナ:50g(これまで使った食材からチョイス)
ハチミツ:大さじ1(同上)
フルーツジュース:150ml(同上)
無糖ヨーグルト:25g(ツイッター投票枠/隠し味)
イチゴ:50g(過去のJ-CASTトレンド枠から採用)

   早速、調製。フルーツジュースカラーをベースに、ブロッコリーグリーンとストロベリーレッドがほどよく混ざり、映え要素がある色合いとなった。イチゴとフルーツジュースを主体とした芳香も「成功率=265%」を予感させるほどに魅惑的だ。

【調理・食レポ動画】

   いざ実食。ヨーグルト&ハチミツのコンビがとても良い仕事をしており、口当たりはとてもまろやか。それでいてブロッコリーの繊維質と、イチゴのツブツブ感を楽しめるトリッキーな一面もある。粘度は低め。サラサラで飲みやすく、後片付けもしやすい。後味も変にもたれる感じがなく、朝の一杯にもオススメできる。この非の打ち所の無さをもってして、集大成といえよう。

   見方によっては「無難な食材を使ったブロージー」と捉えることができるかもしれないが、その裏には1年にも及ぶ蓄積がある。数多の偶然とご縁を経て、ここまでの長き旅路の果てにたどり着いたこのブロージーは、「何物にも替えられぬ、究極の一杯」に違いない。

総評:265/265点
命名:ミラクルブロッコリートレンド

   1年間、お付き合いいただきありがとうございました!本連載がどこかの何かのタイミングでみなさまの人生のスパイスとなれたならば、幸いです。

○プロフィール
安井ファーム:石川県白山市の農業法人(北陸最大級の複合経営)。
石川県におけるブロッコリーの作付面積の約3割を1社単独でシェア。令和元年度 農林水産祭にて「内閣総理大臣賞」受賞し、令和の大嘗祭において明治神宮にも自社のブロッコリーが奉納された実績をもつ。Global G.A.P.認証取得。

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