こぼれるイクラにクジラのシチュー 魚介グルメの祭典「魚ジャパンフェス」

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   東京・代々木公園で4年ぶりに開催された「第4回SAKANA&JAPAN FESTIVAL2023(魚ジャパンフェス)」。日本各地の海産物が大集結、約80ブースが集まっているという。会期は2023年2月23日~26日。

   J-CASTトレンド記者は2月24日に足を運び、ウツボやクジラを使った料理を堪能した。よゐこ・濱口優さんが、「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)でおいしそうに食べていたウツボの味とは――。

  • 「生態系に悪影響を与えない」「乱獲しない」ルールのもと獲られた、アラスカ産紅鮭のイクラを使用
    「生態系に悪影響を与えない」「乱獲しない」ルールのもと獲られた、アラスカ産紅鮭のイクラを使用
  • 世界の大半の地域では、水揚げされる約30%が廃棄されるという
    世界の大半の地域では、水揚げされる約30%が廃棄されるという
  • 「海のギャング」と呼ばれるウツボを、おいしい串焼きに
    「海のギャング」と呼ばれるウツボを、おいしい串焼きに
  • クジラ肉を使った料理。増えすぎるクジラが、海の生態系バランスを崩してしまう原因のひとつになっている
    クジラ肉を使った料理。増えすぎるクジラが、海の生態系バランスを崩してしまう原因のひとつになっている
  • 「生態系に悪影響を与えない」「乱獲しない」ルールのもと獲られた、アラスカ産紅鮭のイクラを使用
  • 世界の大半の地域では、水揚げされる約30%が廃棄されるという
  • 「海のギャング」と呼ばれるウツボを、おいしい串焼きに
  • クジラ肉を使った料理。増えすぎるクジラが、海の生態系バランスを崩してしまう原因のひとつになっている

売れまくるウツボ串

   開場直後に入ったつもりが、代々木公園には既に大勢の人がおり、めいめいに魚介を楽しんでいた。

   記者が最初に食べたのは「ウツボ串」。販売している「静岡県西伊豆町」ブースに向かうと、同じように気になる人が多かったのか、行列ができていた。

   濱口さんが食べるような、まるごと1匹を使ったワイルドな見た目ではなく、身が小さく切られており、言われないと「ウツボ」とはわからない。焼きたての串は、油が乗っているのが十分に伝わってくるビジュアルだ。よだれがとまらなかった。口に運ぶと皮はプリプリ、身は弾力があり、食感が楽しめる。

   想定以上に売れているようだ。同ブーススタッフによると、在庫の関係から土日の販売はなさそうだという。

   次に、「ZACO PROJECT」が提供する「ZACOYAKI」を食べた。本物の魚を使った、甘くない「たい焼き」型のフードだ。ブースでは「ZACOYAKI」に使った未利用魚(サイズが小さすぎたり、食用としての需要が少なかったりして市場に出回らない魚)を紹介するためか、「本日のZACO」として、5種類の魚が写真とともに紹介されていた。その中には、エイやアナゴなど、身近な名前もあった。

   「ZACOYAKI」は、食べ歩きができるサイズで、蒸しパンのような柔らかい生地に、すり身が包まれていた。一口ほおばると、磯の香りが口中に広がり、また一口食べると甘辛い身のおいしさが感じられた。

「今まで食べた中で、5本指に入る」イクラ

   商業捕鯨を手掛ける「共同船舶」のブースでは、低カロリー・高タンパク食材の「クジラ肉」を使った料理が楽しめる。

   ブーススタッフによると、「デミクジラシチュー」は、よく煮込まれたクジラ肉がほろほろと崩れるような柔らかさで、味にクセがなく食べやすかった。

   「甘辛クジラ焼きそば」は、こんにゃくと一緒にタレで甘辛く味付けされたクジラが、焼きそばの上にトッピングされている。クジラ肉と焼きそばの相性は抜群だ。屋台飯らしく、お祭り気分も味わえた。

   もう一つ、気になるのが「天然!アラスカ産紅鮭のこぼれいくら丼」。文字通り、イクラを丼からあふれるほど豪快に盛り付ける男性と、元気よく声出しをする女性のパフォーマンスに惹かれる。だが記者は、ここまででお腹いっぱい。

   どうしても味が知りたいので、テイクアウトして同僚に食べてもらった。食べた記者によると、「今まで食べたイクラの中でも、5本指に入るレベルでおいしかった」。小粒な分、口に入るイクラの数も多く、大量のプチプチ感が楽しめるのもよかったと、今年一番の笑顔を見せた。

   紹介したグルメはすべて、SDGsに貢献する食材だ。「発見!ふくしまお魚まつり」も同時開催中。

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