臨月に入りましたつっかです。みなさん、お元気ですか?私は元気です!お腹はポンポコリン。現在胎児の体重は、白菜くらいらしいです。重いー!
いつ運命の日が来るかと、ドキドキしながら毎日を過ごしております。
画数や呼び名にこだわって
産休中はこちらの本を読んでます。
「女子プロレスラー 小畑千代 闘う女の戦後史」
昭和30年代の女子プロレス。力道山さんと同時代に活躍されていた、小畑千代さんの本です。女子プロレスのパイオニアの生き様を知りたくなりました。やはり女子プロレスは、「男子プロレスの女子版」ではなく、「女子プロレス」という確固たるジャンルなんだと実感。美空ひばりさんの豪邸で試合をしたり、スケールの違いに仰天!
あとは、新生児グッズを準備したり、生まれてくる子の名前を考えたり。やはり名前は大切ですからね。最初のプレゼント。一生その名前で呼ばれるので、顔を見てじっくり決めたいです。
プロレスにおけるリングネームも同じ。本名のままの選手もいますが、リングネームを採用することも。
私は、今までたくさんのレスラーの名前を考えてきました。画数や呼び名にこだわってつけています。今月は「リングネームはどのように決まるのか?」のお題でいきましょう。
私自身のリングネームは「藤本つかさ」です。これはプロレスをやる前の芸名から変わらず。「物事を司る人になってほしい」という願いが込められた名前です。なお、本名は非公開です。
それでは、次に私がこれまで命名した選手のリングネームをご紹介します。
映画やドラマの影響も
【真白優希】...好きな色が白だったこともあり、練習生時代は「ホワイトちゃん」と呼んでいました。本人が「優」という字が好きなことやコロナ禍でのデビューだったこともあり、『真っ白なYOU=優(あなた)は希望だよ』という意味を込めて命名。
【雪妃真矢】...練習生時代に「ゆき」と呼ばれていて、既に定着していたことから、ゆきは入れたいと思っていました。その美貌から、宝塚みたいな名前にしたく、社長と考えて決めました。
【石川奈青】...石川県出身ということから、練習生時代は石川と呼ばれていました。本人の希望で石川の愛称はそのまま残しました。幼い頃亡くなられたお父様が「清」さんという名前なので、「川」と「青」の間に、花言葉で努力、優雅、可能性に満ち溢れる事を現す「奈」を入れて、お父様に見守られながらけがなく試合をして欲しいと思い、名付けました。
【テキーラ沙弥】...もともとは沙弥のリングネームでデビューしましたが、テキーラソムリエ最上級の資格「グランマエストロ・デ・テキーラ」を持っていたことから、それを周知してもらうために「テキーラ沙弥にするのはどう?」と本人に伝えたところ、改名に至りました。
命名する際、その時に見ていた映画やドラマの影響はかなりあります。もちろん本人の希望や、本人の好きなことなどを加味しながら、最終的には画数がいい方を選びます。ほかにも名前を付けた選手がいます。アイスリボン所属じゃなくなっても、そのまま使ってくれているのがうれしいな!
ハム子とハム美?
一度聞いたら忘れられない名前って大切。特にこの仕事をしていると、なおさら。
「星ハム子」がその一例。
本人はもっと正統派の名前を考えていたそうで、試合直前にリングネームを言われた時はすごく嫌だったそうな...。
今では一発で覚えられるので、お気に入りみたいです。ただし!プライベートで遊びに行った時「ハム子さーーーん」と大声で呼んでも無視されます(笑)。
ちなみに星ハム子さんの娘、星いぶき。「星ハム美にする?」なんて冗談で言っていたこともありました(笑)。本人は絶対嫌だったみたい!いぶきになって良かったね!
実はいうと、自分の子どもにつけようと思っていた名前を既に何人かのリングネームにつけてしまったので、いざ自分の子ができて、「決まらない、どうしよう」となってます!!!
何がよい?
みんな考えて~~!!
◇
さて、今月でいったん連載はお休みとなります。
来月には生まれる予定。自分の生活がどのように変化するのか分からないため、このような形を取らせて頂きました。
ただ、担当編集者さんが連載枠はそのまま残してくださるとのことで(ありがとうございます)、落ち着いたら再開したいと考えております。
なので、いったん言わせてください。
ありがとうございました!
みんな、待っててね!