メッセンジャーアプリ「Bagel(ベーグル)」は、2023年1月に日本でのサービスを開始した。全世界で最初となる。アバターを使用して、実際に親交のある友達同士だけで繋がることを目的としたサービス。スマートフォンの基本ソフト「iOS」「Android」向けに配信中だ。
米カリフォルニア州に本社を置くMetascalecorpが開発した。
既読表示なし
「Bagel」では初めに、アバターを作る。顔の形や髪型、瞳の色など、細かく作りこめる。これが、自分の分身となるのだ。
送ったチャットが24時間で消える点も、一般的なメッセンジャーアプリと異なる大きな特徴。それにより、リアルに集まってその場限りの会話をする感覚が楽しめる。チャットは「既読」表示はされず、未読のまま残り続けることもない。気負わずコミュニケーションできそうだ。
個人的なチャットのやり取りのほか、「スペース」と呼ばれる掲示板機能がある。特定のユーザーに向けてメッセージを送るのではなく、Bagel内の友達全員が見られる場所で、情報共有の場として使う想定となっている。
オン・オフ自在で位置情報が共有できる「Friend Map」や、好きな写真を使ってアバターの服を自分で作る機能もある。