秋葉原「ラジオガァデン」 昭和の商業施設からまた1店消えていく

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1か所だけシャッターが下りていないのは

   記者は23年2月20日に秋葉原・ラジオガァデンを訪れた。施設の通りに面した部分は、大部分でシャッターが下りている。萩原電材の貼り紙によると神田営業所の営業日は毎週火、木、土曜日であり、記者の訪問時には開店していなかった。

   1か所だけシャッターが上がり、無人ながら3台の自動販売機が設置されているテナントがある。江崎グリコがアイスを販売している「セブンティーンアイス」と、サントリーの飲料自販機、そして近隣に本店を構えるレストラン「肉の万世」の自動販売機だ。とんかつをはさんだ「万かつサンド」や「ハンバーグサンド」を取り扱う。

   アマチュア無線に関する情報を発信しているニュースサイト「hamlife.jp」2018年12月28日付記事によれば、ラジオガァデンではかつて多数の電子部品店が集まっていたという。記事では、同年末でこの施設に入居していた電子部品ショップ「日米無線電機商会」が閉店したのを伝えている。

   先述した萩原電材公式ブログの2022年12月19日付記事では、神田営業所について「今ではラジオガァデン唯一(最後)の一店となってしまいました」とつづっていた。今回の閉店により、ラジオガァデンからは有人で接客をしている店は姿を消し、自販機だけになるのかもしれない。

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