マイナンバーカード申し込み2月で終了 申請状況7割弱、どこまで伸びるか

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   マイナンバーカードの普及を推し進める政策「マイナポイント事業」のポイント申込期限が、2023年5月末まで延長された。総務省が2月17日に発表した。一方マイナンバーカード交付申請期限は2月末までで、変更はない。

   ポイント申込期限の再延長で、ひとまずカードを申請すれば交付までに多少の時間がかかっても、ポイントを受け取るまで余裕が生まれた。カードの「駆け込み需要」につながるか。

  • 2023年2月12日時点で68.8%
    2023年2月12日時点で68.8%
  • 2023年2月12日時点で68.8%

渋谷のあちこちに「アーニャ」の広告

   マイナンバーカードの交付申請状況は、2023年2月12日時点で68.8%だ。22年12月18日時点と比べて、5.1ポイント上昇した。

   交付申請期限は当初2022年9月末だったが、その後12月末、そして23年2月末と2度延期された。この間に、「マイナ保険証」の義務化方針など、マイナンバーカード普及推進を目的にした政策を発表。加えて、人気テレビアニメ「SPY×FAMILY」を起用した広報活動を開始し、普及推進に躍起になっている。実際、記者が2月半ばに東京・渋谷を訪れた際、あちこちで人気キャラ「アーニャ」を用いた宣伝広告を見かけた。

   マイナンバーカードの交付申請期限は、今回は延長されなかった。いわば2月末までが政府にとって普及の「ラストチャンス」。所管する河野太郎デジタル担当相の宣伝活動も、熱が入る。

   1月31日、マイナンバーカードや運転免許を使い、コンビニエンスストアのセルフレジで酒やたばこが購入できるようになったと発表された。実際に河野デジタル相自身もコンビニを訪れ、体験している。デジタル庁の公式ツイッターアカウントでは、その様子を1月31日、2月10日に投稿した。

姉妹サイト