パソコン(PC)「dynabook(ダイナブック)」シリーズを手がけるDynabook(東京都江東区)は、モバイルノートPC「dynabook R9/R8」の2モデルを2023年2月17日から順次発売する。
13.3型並みの薄型軽量
いずれも、縦横比16:10の14.0型WUXGA(1920×1200ドット)液晶ディスプレーを搭載しながら、13.3型並みの薄型軽量ボディーを実現。カラーは黒の品格と青のカジュアル感を併せ持ったダークテックブルーを採用する。筐体カバーとヒンジキャップを一体化させることで、シンプルかつ美しいデザインを実現した。
第13世代インテル「Core i7-1360P」CPU(プロセッサー)の搭載と、冷却・筐体設計・高速化処理などの技術を統合した独自の「dynabookエンパワーテクノロジー」などにより高いパフォーマンスを発揮。動画の編集や複数アプリケーションの併用など負荷の大きい作業もスムーズに行える。
「Wi-Fi 6E」規格に準拠し、5GHz/2.4GHz帯に加え新たに開放された6GHz帯の周波数を使用することで、電波干渉や混雑、遅延の少ない安定した通信が可能だ。
小型のカメラモジュールの採用により、ディスプレー部の狭額縁設計を実現。カメラの映像からAI(人工知能)が人を識別し、背景フィルターや明るさの自動補正、顔位置の調整を行い"カメラ映り"を最適化する「AIカメラエフェクター」。周囲のノイズを抑えユーザーと相手の声を聞き取りやすくする「AIノイズキャンセラー」などの機能を搭載。オンライン授業やウェブ会議などが快適に行える。
そのほか180度開くディスプレー機構やスマートフォンとの連携など、プライベートやビジネスシーンにも活用できる多彩な機能を実装する。
共通の主な仕様は、OSが「Windows 11 Home」(64ビット)をプレインストール。内蔵ストレージは512GB SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)。オフィスアプリケーション「Microsoft Office Home & Business 2021」を同梱する。
上位モデル「dynabook R9」はメモリー32GB、バックライト付きキーボード、4スピーカーなどを搭載。スタンダードな「dynabook R8」はメモリー16GB、ステレオスピーカーなどを搭載する。
いずれも価格はオープン。