ChatGPTでツイッター作りました 指示を重ねて「本家」顔負けのアプリに

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   チャット型AI(人工知能)「ChatGPT」が、話題だ。さまざまなジャンルの質問にテキストで回答する。指示によっては自動でプログラミングを行い、プログラミング言語で構成されたコードを生成できる。

   ChatGPTを活用した、ユニークないろいろな試みが出てきた。そのひとつが、プログラミング機能を使い、ツイッターに類似したアプリを開発する動きだ。

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コードを生成、エラーも修正

   日本では2022年12月上旬、ChatGPTでツイッターに類似したウェブアプリを作ったとのツイートが話題になった。この人物は、アプリ開発を支援するサービス「React」やプログラミング言語「TypeScript」を用いてツイッターのようなアプリを作ってほしいと、ChatGPTに指示。詳しいやりとりの様子を写したスクリーンショット画像を、ツイッターに投稿した。

   ChatGPTはユーザーの指示に従い、ツイッター風のウェブアプリを実行できるコードを生成していく。ユーザーは都度、発生してしまったエラーの修正や、本家ツイッターのように140文字の字数制限の設定をコードに追加できないかChatGPTに要求を重ねる。

   AIとユーザーの対話を通して、最終的には文字を入れて「Tweet」ボタンを押すとつぶやきを送信でき、そのツイートが一覧表示される簡素なウェブアプリが完成した。

   ほかにも2022年12月から23年2月にかけてChatGPTを使い、ツイッター風アプリを作れないか試したとする投稿が3件見つかった。

「いいね」ボタンも作ってくれる

   海外でも類似の動きがある。米国でブロックチェーンに関する技術開発をしているナザリー・ドゥマンスキー氏は2023年1月20日、「ChatGPTでツイッタークローンを作成しました(編集部訳)」とツイート。1月27日に、TikTokで制作風景をまとめた動画を投稿している。

   動画によると、ドゥマンスキー氏はChatGPTに「Javascript、HTML、CSS(プログラムやウェブページ開発に用いられる言語)でツイッターのクローンを作って」と指示。

   ChatGPTが生成したコードをドゥマンスキー氏がコピーし、アプリ開発用ツールで実行させると、ツイートボタンやテキストを入力し、ツイートが一覧表示される簡素なアプリが完成した。その後、ChatGPTはドゥマンスキー氏による「いいねボタンを作って」といったリクエストにも都度対応し、追加でコードを生み出している。

   アプリ開発をテーマとしたYouTubeチャンネル「Archetapp」では、2022年12月8日に「ChatGPTがツイッタークローンを組んでくれた(編集部訳)」というタイトルの動画を公開した。こちらも何度かChatGPTと何度もやりとりをしつつ、iOS(iPhone向け基本ソフト)上で動くツイッター風アプリ用のコードを生成。実際のツイッターのように、メールアドレスやパスワードによりユーザーを認証するシステムや、画像を投稿できる機能が備わっている。

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