「いいね」ボタンも作ってくれる
海外でも類似の動きがある。米国でブロックチェーンに関する技術開発をしているナザリー・ドゥマンスキー氏は2023年1月20日、「ChatGPTでツイッタークローンを作成しました(編集部訳)」とツイート。1月27日に、TikTokで制作風景をまとめた動画を投稿している。
動画によると、ドゥマンスキー氏はChatGPTに「Javascript、HTML、CSS(プログラムやウェブページ開発に用いられる言語)でツイッターのクローンを作って」と指示。
ChatGPTが生成したコードをドゥマンスキー氏がコピーし、アプリ開発用ツールで実行させると、ツイートボタンやテキストを入力し、ツイートが一覧表示される簡素なアプリが完成した。その後、ChatGPTはドゥマンスキー氏による「いいねボタンを作って」といったリクエストにも都度対応し、追加でコードを生み出している。
アプリ開発をテーマとしたYouTubeチャンネル「Archetapp」では、2022年12月8日に「ChatGPTがツイッタークローンを組んでくれた(編集部訳)」というタイトルの動画を公開した。こちらも何度かChatGPTと何度もやりとりをしつつ、iOS(iPhone向け基本ソフト)上で動くツイッター風アプリ用のコードを生成。実際のツイッターのように、メールアドレスやパスワードによりユーザーを認証するシステムや、画像を投稿できる機能が備わっている。