ヤマハのワイヤレスヘッドホン 映像コンテンツ楽しむための設計

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   ヤマハは、ワイヤレスヘッドホン「YH-L700A」を2023年2月3日に発売した。

   映像コンテンツを楽しむことを重視した設計で、屋外だけでなく自宅でくつろぎながら使用することがデザインコンセプトだ。

  • 楽器メーカーでもあるヤマハならではの設計と機能
    楽器メーカーでもあるヤマハならではの設計と機能
  • 楽器メーカーでもあるヤマハならではの設計と機能

7つのサラウンドモード搭載

   ファブリック素材をハウジング部やヘッドバンド部に使用するほか、イヤーパッドには合成レザーを採用するなど、"ヘッドホンを着る"感覚で仕上げている。

   同社のAVレシーバーにも搭載される音場創生技術「シネマDSP」をベースにヘッドホン専用に再設計した「3Dサウンドフィールド」を搭載。音声フォーマットや再生機器を問わず、臨場感のあるサウンドで映画や音楽を楽しめる。映画向けを2つ、ミュージックビデオ向けを3つ、音楽コンテンツ向けを2つ、計7つのサラウンドモードを実装する。

   ユーザーの顔の向きと頭のわずかな動きを感知し、音の鳴る位置を調整することで、頭の外で音が鳴っている感覚を生み出す「ヘッドトラッキング」機能。ハウジング内部に備えたインマイクが実際に耳の中で鳴っている音の伝達特性を測定し、リアルタイムに左右の音を理想的な周波数特性に自動で補正する「リスニングオプティマイザー」などの機能を搭載する。


   小音量でも十分に音楽を楽しめる独自の「リスニングケア」の上位機能「リスニングケア(アドバンスド)」を実装。コンテンツの音量や周りの騒音の変化を解析し、パラメーターを自動的に調整することで最適なバランスで音楽を再生する。

   独のアルゴリズムによる「アドバンスドANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)」を備え、インマイクで拾った音を音楽信号とノイズ成分に分け、ノイズ成分だけをキャンセリング処理。音楽信号の劣化を抑え、可能な限り音楽表現を保つノイズキャンセリングを実現した。

   各種設定や操作は専用アプリ「Headphones Controller」を使ってスマートフォンで行える。

   カラーはブラック。

   また、同じく「リスニングオプティマイザー」や「アドバンスドANC」、「リスニングケア(アドバンスド)」などの機能の搭載により"TRUE SOUND"を追求し、「ゲーミングモード」や高い通話性能を備えた、音楽リスニングを重視したモデル「YH-E700B」も同日発売する。

   カラーはブラック、ベージュの2色。

   いずれも価格はオープン。

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