「闇バイト」で悪用される「テレグラム」 広域強盗事件で指示役が使う

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メッセージは消去される

   TBSによると、「テレグラム」は匿名性が高く犯罪の温床とされる。シークレットチャットを使うと、サーバーを通さずにユーザー同士でやりとりできるという。送信されたメッセージや画像は過去にさかのぼって消すことができて、お互いのスマートフォンから消去される。

   こうした暗号通信は薬物売買の世界でもよく使われているという。元関東信越厚生局麻薬取締部部長の瀬戸晴海氏が、22年7月24日のプレジデントオンラインで詳しく解説している。「普通の人は知らないが、薬物乱用者なら絶対に知っている」アプリがあり、拳銃、違法薬物、身分証など、あらゆるものが「ネット密売」で買えるという。

   さらに、一般的な検索エンジンでは引っかからないネット空間「TorBrowser=トアブラウザ(Tor)」というのもある。「ダーク(闇の)ウェブ」と呼ばれ、多くの犯罪に悪用されているという。

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