時代の変化と行政の取り組み
■東京都が「都立大」の学費無償化進める 世帯年収910万円未満の学生まで対象
東京都は2024年度から、東京都立大(八王子市)の授業料無償化対象を、世帯年収910万円未満の学生まで広げる方針を発表している。23年1月27日付朝日新聞デジタルによると、現時点では「世帯年収478万円未満」が対象だ。大卒の初任給は90年代以降、20万円前後で停滞している一方で、大学の授業料は上がり続けてきた。無償化の対象が増えるのなら、学生や家庭にとっては朗報だろう。
■ADSL回線終了のカウントダウン 横浜市営バスでは「接近表示器」に影響
電話回線を利用してデータ通信を行う「ADSL」回線は、各通信会社からサービス終了が告知されている。横浜市市営バスの停留所では、待っているバスの位置があかる「接近表示器」が設置されてきた。この機器はバス管理システムとの通信にADSL回線を用いてきたが、1月31日に通信サービスが終了。この影響で、接近表示器での情報提供も1月末に終わりを迎えた。