ミステリー小説の登場人物が自分になる!? 作中のキャラに名前つける権利

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   平成出版G(東京都港区)は、瞬那浩人氏の新作ミステリー小説「家出少女は危険すぎる」を、2023年5月に出版予定だ。新たな試みとして、同作の登場人物の名前や挿絵、写真を公募する。応援購入サービス「CAMPFIRE」上で、2月15日~3月30日に実施を予定している。

  • 憧れの「相棒刑事」にもなれる
    憧れの「相棒刑事」にもなれる
  • 憧れの「相棒刑事」にもなれる

お手頃価格のネーミングライツも

   「CAMPFIRE」で購入できるのは、登場人物に名前をつけられる「ネーミングライツ」、作中にスポンサー企業名や商品名を出せる権利だ。

   タイトルにある「家出少女」や主人公「女子大生」の名も、選択できる。配役ごとに設定金額が異なり、現在確認できる最も高額な役は、7万7500円の「女子大生」。最もお手頃な役は、5500円の「関係者B」だ。企業名や商品名を登場させられる権利は、1万5000円からとなる。

   本作は、女子高校生誘拐事件から不可解な殺人事件に発展するミステリー小説。女子高生の先輩である大学生カップルが、素人探偵として事件を追う。著者の瞬那氏によると、「昭和に流行した2時間サスペンス」のような設定だという。また、本編は「誰が犯人なのか」を当てることに重きを置いた「フーダニット(Who done it)」形式で、読者にはぜひ真相解明に挑戦してほしいとコメントしている。

   2月15日から開催予定のクラウドファンディングでは、ネーミングライツの他にも署名入り書籍や、イベントへの招待がリターンとして用意される予定だ。

姉妹サイト