フレンドの力も借りつつ
浴場エリアでは、それぞれの浴槽から湧き上がる湯気にこだわりが。「温度が高い風呂では『湯気多め』になる表現設定をしています」とみきねるさん。46.8度という設定の風呂ではモウモウと蒸気が立ち、近づくだけで「暑苦しい」と錯覚すら感じる。逆に水風呂では湯気は出てこず、ひんやりとした印象だ。
ワールド全体の形状といった基本設計は、みきねるさん自身が手がける。その中に「情報」を詰め込むうえで、細かい部分ではインターネット上で販売されている3Dモデルも活用。市販されていない物は自身が、あるいはフレンド(VRChat仲間)が制作するケースもある。例えば脱衣所のイスはフレンドの「まさし」さんが、温度計は「らぼ」さんが作った。