東京・秋葉原エリアのドネルケバブ店「スターケバブ」が、2023年2月20日に閉店する。1月21日に公式ツイッターで発表した。串に刺して回転させながら調理した肉を薄切りにし、パンにはさむ「ドネルサンド」などを提供している。
スターケバブ公式サイトによると、同店は1999年に移動販売車により営業をスタートした。約24年の歴史が幕を降ろす。
2店舗とも閉店へ
スターケバブは23年1月23日現在、「スターケバブ★Take away(秋葉原本店)」「スターケバブ★アキバテラス(2号店)」の2店舗を展開している。
公式ツイッターでは1月21日、閉店について告知する貼り紙の画像を投稿。「2023年2月20日をもちまして、閉店することとなりました」と書かれている。ツイートによると、2店舗とも閉店するとのことだ。記者が1月23日に秋葉原を訪れたところ、この貼り紙は「アキバテラス」店の外側の窓ガラスに掲出されていた。
ツイートは2000回以上リツイートされるなど、ユーザーから注目を集めており、「残念です」「閉店までにまた食べに行きます」といった反応が寄せられている。
固定店舗は2005年から
スターケバブ公式サイトによると、固定店舗としてはまず秋葉原本店が2005年に誕生。2号店「アキバテラス」は2006年にオープンした。
2006年4月10日付ASCII.jp記事は、スターケバブのドネルサンドについて「秋葉原3大名物グルメともいわれる」存在として報じている。
同記事によるトルコ出身の店主へのインタビューによれば、日本で家族と飲食店を経営したいと考えたときに、当時は日本であまり知られていなかったトルコの代表的なファストフードで、家庭で慣れ親しんだ味でもある「ケバブサンド」の店がいいと思ったとのことだ。
J-CASTトレンドでは、「スターケバブ」を運営する「ニュー・スターケバブ」(東京都台東区)に、閉店理由について取材を申し込んでいる。回答があれば後日追記する。