サミット対策?
同時にこのところ、「マスク不要」の話も浮上している。これはなぜなのか。TBSの「Nスタ」が、この問題を取り上げている。 ホラン千秋キャスターが背景を説明している。
「1月に岸田総理は外遊を行いましたが、欧米各国はすでに、マスク不要というシーンがたいへん進んでいます。そこに足並みを揃えたいという思い、さらにG7サミットが5月に広島で行われるので、その前までに、"脱マスク"の環境づくりをしたいのではないかという見方があるようです」
井上貴博キャスターが首をひねる。 「(マスクは)感染予防のために着けたりするはずのもの。それが、人目を気にしてつけるなど、マスクの意味合いがマナーのような位置づけになっていないかなと感じる」 KARADA内科クリニック五反田院長の佐藤昭裕医師は、医療専門家の立場から、「今回の感染症法上の分類を変えるタイミングと、マスク着用の議論は、何の関係もない話。それをごちゃごちゃにして一気に進めてしまうというのはやめた方がいい」と釘を刺していた。