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「残り1年で水没の予測」

   今回、「ミチシオン」のみプログラミング教室MYLABの講師が、ほかの3か国を子どもたちが、それぞれ運営した。1ターン目は滞りなく進んだ。しかし、午後に始まった2ターン目では、ホルンにテロが発生したという赤字のテロップが画面に大きく現れるとともに、ホルンにいる子どもたちのパソコンからは爆発音が聞こえた。子どもたちに緊張感が漂い始める。直後、現実世界で行う国際会議では、アレテとホルンが「平和条約」を締結した。

   3ターン目にはホルンとアレテでテロが発生、子どもたちの間で悲鳴が起きた。領土が破壊され、さまざまな資源が必要になる。畳みかけるようにアレテではデモが発生し、必要食料が2倍に。さらに「海面上昇」が始まった。子どもたちからは「食料、間に合う?」といった声も上がる。同時にホルンで発生したテロはアレテの工作員という「ニュース」も流れ、状況はよりカオスに。

海面が上昇し、本来砂場だった場所にも海水が侵入している"
海面が上昇し、本来砂場だった場所にも海水が侵入している

   この状況で始まった国際会議で、アレテは国際的地位の安定を図ってか、ポテスタに平和条約を提案した。この時、「テロの起こっている国と条約を結んでも大丈夫なのか」といった発言も聞こえたが、平和条約は無事締結される。

   4ターン目、アレテでは大規模デモと合わせて海面上昇が起きた。「残り1年で水没の予測」と「国連専門家が警告」した。しかも、水没し始めたのは畑の近くからという最悪の状況だ。一方、ポテスタでは原因不明の森林火災、テロが発生する。ホルンでも「ミチシオンからの侵攻が発生」と、各国がパニック状態だ。

ボードを見ながら何が貿易できるかを話し合う
ボードを見ながら何が貿易できるかを話し合う

   どこも多くの資源を必要としている。貿易が盛んに行われ、ホルンとポテスタが平和条約を結んだ。しかし、国際会議でのアレテの「お願い」が、波紋を呼んだ。

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