企業にとって「大した経費ではない」
井上氏によると、長尺動画を利用すれば自社製品の宣伝、アイドルであれば自身の楽曲ライブ映像の様子などを投稿できる。また公式認証マークがなくとも、もともと信用に値するユーザーであることを示すのに用いられてきた青いチェックマークの付与を受けられるほか、業務上不要な広告が減る。こうした点が企業や法人にとってはメリットだと語る。
ツイッター社はTwitter Blueの提供を通して、企業や商業活動する著名人が今後ツイッターを、プロモーション利用できるプラットフォームにしようとしているのではないか――。井上氏は、こう分析する。
利用料金の月額980円は、企業からすると「大した経費ではない」。一方で、個人からするとツイッター上で指摘されているように、料金に比べて「そんなにメリットはない」との考えを示した。
また現状、ツイッター社としてはTwitter Blueに対するユーザーや企業の反応を「様子見」している段階で、寄せられてくる要望に合わせて今後サービス内容や料金を改訂していくのではないかと予想した。