鳥インフルエンザ「1000万羽」超え 症状出なくても殺処分するのはなぜ

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アジア、中東、アフリカで人が感染

   だが、海外では人への感染例が報告されている。そのことは厚生労働省のウェブサイトに詳しい。

   「鳥インフルエンザとはトリに対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症です」

   「ヒトは、 感染した家きんやその排泄物、死体、臓器など に濃厚に接触することによってまれに感染することがあります」

   こちらでは、「ヒト」への感染があることが重視されている。感染症法では、「A(H5N1)」及び「A(H7N9)」の鳥インフルエンザは 2 類感染症に、それ以外の亜型の鳥インフルエンザは 4 類感染症に位置づけられている。

   「A(H5N1)」の場合、高熱と急性呼吸器症状を特徴とし、下気道症状を併発。重症の肺炎が見られることがある。呼吸不全が進行した例では、びまん性のスリガラス様陰影が両肺に認められ、急速に急性呼吸窮迫症候群の症状を示す。発症から死亡までの中央値は11日。進行性の呼吸不全等による死亡が多くみられる。ヒトでの症例はアジア、中東、アフリカを中心に報告されている、と記されている。

   日本では感染例はないが、感染したら厄介な病気だということがわかる。

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