人気漫画「チェンソーマン」のグッズが、転売被害にあっている。登場キャラクター「ポチタ」と、お年玉をあげるときに使う「ポチ袋」の「ポチ」を掛けた「ポチタ袋」だ。
東京メトロ・表参道駅、改札そばの10メートルを超える最新刊の発売広告とともに、2023年1月8日まで「ピールオフ(ポスターにグッズを貼り付けて)掲出」中。枚数制限などなく、自由に持ち帰れるため、フリマアプリ「メルカリ」に大量出品されているのだ。
1月7日と8日に再びチャンスが
「ポチタ袋」は赤いポチ袋に、モノクロの「ポチタ」と、「おとし玉」「#ポチタ袋」という文字が描かれている。記者が訪れた2023年1月6日14時時点で一枚も見つけられず、両面テープと広告だけが残されていた。
メルカリには、1点500~1000円程度で出品されている。数点単位の話ではなく、何度スクロールしても表示が途切れないほど。中には、同一ユーザーが複数回・複数枚ずつ出品しているケースも見られ、売り切れも少なくない。
ポチタ袋の中には、22年7月からアプリ「少年ジャンプ+」で連載している第2部に新しく登場したキャラクター「ヨル」のカラーイラストカードが入っていたようで、セットで売られている。また、これらの出品ページのコメント欄には、転売行為を非難する投稿や誹謗中傷が見られた。
なお、担当編集者のツイートによると、「ポチタ袋」のピールオフ掲出は、1月2日、4日、7日、8日の「計4回を予定」とある。手に入れるチャンスが、また巡ってくるようだ。