新型コロナウイルスの死者が増え続けている。2022年12月27日には1日の死者が初めて400人を超えた。感染者数は、過去最多だった第7波よりも少ないのに、なぜ死者は過去最多なのだろうか。
北海道や神奈川が多い
共同通信によると、12月27日、438人の新型コロナウイルス感染による死者が報告された。過去最多で、1日の死者が400人を超えるのは初めて。全国の新規感染者は20万8235人が確認され、1週間前と比べ1万8000人余り増えた。
死者数は、11月は2桁や100人台が多かったが、流行「第8波」の拡大に伴い増加し、12月は200人台や300人台の日が目立つようになっていた。これまでの最多は23日の371人だった。
27日の都道府県別の死者は北海道38人、神奈川33人、埼玉26人など。感染者は東京2万2063人、愛知1万5443人、大阪1万3962人など。