1都5県が流行入り
さらに心配されているのが、インフルエンザとの同時流行だ。
厚生労働省は12月23日、全国およそ5000の医療機関から今月18日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数を公表した。
患者の数が、流行入りの目安とされている1つの医療機関あたり「1.0人」を超えたのは、東京、青森、岩手、神奈川、富山、熊本の1都5県。
医療介護CBニュースによると、東京が459人で最も多く、以下は、神奈川(368人)、大阪(245人)、福岡(180人)、岩手(179人)、埼玉(122人)、千葉(113人)、北海道(102人)、熊本(91人)、青森(80人)、京都(71人)などの順。
保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校での学級閉鎖が33施設、学年閉鎖が8施設、休校が2施設あった
TBSによると、新型コロナも全国的に増加傾向が続いているため、厚労省は年末年始にかけて発熱外来がひっ迫する可能性もあるとして、重症化リスクの低い患者には自宅で療養することなどを呼びかけている。