「ドン・キホーテ」の公式キャラクター「ドンペン」の引退騒動。同店公式ツイッターは2022年12月16日、公式キャラクターをドンペンから新キャラクター「ド情ちゃん」に交代すると発表した。しかし当日中にこれを撤回し、ドンペンの続投が決まった。
発表当日に公式キャラクター就任が取り消しとなったド情ちゃん。ツイッター上では「悲しきマスコット」「可哀想だからどこかで使ってあげて欲しい」と同情の声が相次いだが、どうやら今後も活躍してくれるようだ。
「情熱価格」公式キャラクターとして
ドン・キホーテ運営のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は12月16日、ド情ちゃんの存在をツイッターだけでなく公式サイト上のリリースでも発表していた。こちらでは自社オリジナル商品ブランド「情熱価格」の「新マスコットキャラクター」だと説明。情熱価格のブランドロゴであるカタカナの「ド」に手足を生やした見た目が印象的だ。
同日からは、ド情ちゃんが俳優の永山瑛太さんと共演し情熱価格をPRする新テレビCMを放送している。
一方、先述通りドン・キホーテ公式ツイッターでは「情熱価格」ブランドに留まらず、同店そのものの公式キャラクターをド情ちゃんに替えると発表。当日中に撤回に至った一連の流れが大きく話題となった。
その後の12月19日午前0時、ドン・キホーテ公式ツイッターはギフト券がもらえる「ドンキの情熱価格キャンペーン」の告知を投稿。「今後は『情熱価格』の公式キャラクターとして、ド情ちゃんもよろしくお願いします」と添えた。同ブランドのキャラクターとしては続投するのだ。
すでに店内でも登場
PPIH広報に取材した。ド情ちゃんは、店内に掲出しているPOPなどですでに登場しているという。店頭により、掲示のタイミングは異なる。
「ド情ちゃんは今後『情熱価格』の公式キャラクターとして活躍していただきたいと思っています。グッズ展開については、現時点では予定はございません」(PPIH広報)