11月末時点の交付率5割強
マイナンバーカードは、2022年6月末の「人口に対する交付率」は全国で45.3%と、過半数に満たなかった。11月末時点での「人口に対する交付枚数率」を見ると、53.9%まで上昇した。それでも、ようやく半数を超えた程度だ。なお、記事冒頭の「8000万件」「63.7%」という数字は「累計申請数」で、交付された枚数ではない。
河野太郎デジタル相は普及を加速させるため、24年秋に現行の「保険証」の廃止を目指し、マイナ保険証の事実上の義務化を10月13日に発表した。
共同通信は12月20日、政府はマイナポイント第2弾の延長と「SPY×FAMILY」コラボと合わせて、「従来型の保険証」での受診料を来年4~12月末まで特例的に値上げする方針を固めたと報じた。6円程度の引き上げになるとしている。マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」は、据え置くという。