「バーチャル名古屋駅」で新幹線に乗車 その先には「リニア」が待っていた

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   世界最大のVR(仮想現実)イベント「バーチャルマーケット2022 Winter」(Vket)に、JR名古屋駅をモチーフとした「バーチャル名古屋駅」が登場した。

   東海旅客鉄道(JR東海)と、ジェイアール東海エージェンシーの共同出展によるものだ。名古屋エリアを再現した「パラリアル名古屋」会場につくられたVR駅を、メタバース調査隊Hack2が取材した。

  • バーチャル名古屋駅 手前では1989年~2022年6月まで設置されていたモニュメント「飛翔」を再現
    バーチャル名古屋駅 手前では1989年~2022年6月まで設置されていたモニュメント「飛翔」を再現
  • 名古屋駅の駅ビル「JRセントラルタワーズ」を「クライミング」できるアトラクションを用意
    名古屋駅の駅ビル「JRセントラルタワーズ」を「クライミング」できるアトラクションを用意
  • VRコントローラーの操作を誤るとすぐに落ちてしまう 今回は途中まで登って断念
    VRコントローラーの操作を誤るとすぐに落ちてしまう 今回は途中まで登って断念
  • 最後に記念撮影をパシャリ
    最後に記念撮影をパシャリ
  • バーチャル名古屋駅 手前では1989年~2022年6月まで設置されていたモニュメント「飛翔」を再現
  • 名古屋駅の駅ビル「JRセントラルタワーズ」を「クライミング」できるアトラクションを用意
  • VRコントローラーの操作を誤るとすぐに落ちてしまう 今回は途中まで登って断念
  • 最後に記念撮影をパシャリ

JR駅からVR駅に入れる

メタバース調査隊Hack2とは メタバース(仮想空間)の魅力を取材する「VR記者カスマル」と、バーチャルBAR「Angel Kiss」店主を務めVRイベントを主催している「草羽エル」のユニット。メタバースにまつわるコンテンツやその面白みを2人で発掘、発信していく。

   ジェイアール東海エージェンシーのVket出展企画担当・杉山裕哉氏と楠根史晃氏が、出迎えてくれた。同社はJR東海グループの広告代理店で、新幹線に関わるCMや広告を制作している。2人は専用アバターを持たないため、草羽エルさんが作ったアバターを一時的に使い、取材対応した。

   JRグループ内では、2021年8月の「Vket6」でJR東日本がバーチャル秋葉原駅を、22年8月の「Vket 2022 Summer」ではJR西日本がバーチャル大阪駅を出展した。JR東海・ジェイアール東海エージェンシー双方ともメタバースに興味を抱き、今回の「バーチャル名古屋駅」が実現した。「VRとリアルを組み合わせることで、新しい価値や体験を生み出せるのでは」と考えたという。

   Vket開催中には、現実の名古屋駅中央コンコースにも特設ブースを設置。VRゴーグルを着用してバーチャル名古屋駅に入れるメタバース体験会を実施した。

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