年末年始の医療体制を強化
このところ、コロナでは、感染者の増加と同時に死者も増えている。すでに1日200人を突破し、12月15日は277人。第6波のピークと肩を並べた。かなり深刻な事態となっている。
NHKによると、東京都は、年末年始の診療・検査体制を強化する。具体的には、新型コロナやインフルエンザの発熱外来について、12月29日から1月3日にかけて12の都立病院で診療スペースを整備し、平日と同じ程度の、一日で合わせておよそ1000人を診療できる体制にするという。
また、帰省や旅行する人向けに、12月24日から1月12日にかけて、東京駅や品川駅など、移動の中心となる8つの駅やバスターミナルで、臨時の無料検査場を設ける。
小池百合子知事は、「年末に向けて人の動きが活発になる中、医療機関の休診が増えることで不安に感じる都民も多いと思うが、関係者としっかり連携して万全な体制を構築したい」と話している。