「ボカロフロア」は「特に気合入れました」
地下はステージ付きの「スタジオ」フロア。こちらも現実の銀座店にあるスタジオを再現した。千々和氏によると、このVRスタジオは「ヤマハがお客様やアーティストと共に、音・音楽の素晴らしさや楽しさを発信したり共有したりする場所」だ。
VKet期間中の12月6日には、ヤマハの音声合成ソフト「VOCALOID」(ボカロ)を使い楽曲制作をしている有名なユーザー「ねじ式」さんと、「VOCALOID」開発者による対談企画を実施した。
ところでVRChat上には、ユーザーが運営する「V-Kitazawa AWAKE」というVRライブハウスがある。ヤマハは同所で活動する「VRアーティスト」をVketのスタジオに招き、リアルタイムで演奏するイベントを12月10日と17日に開く。
2階は「ボカロフロア」。千々和氏は、「お客様に楽しんでいただける場として特に気合を入れました」。中央のステージでは、有名ボカロ曲「神っぽいな」のPVを背景に、アバターにダンスを踊らせることができる。
フロア左側には、初音ミクの等身大パネルと、写真撮影を楽しめるコーナーが設置されている。来場者がボタンを押すと、「初音ミク」を表紙としたボカロ製品のパッケージに映り込める。