アバターにメーク提案する時代を期待
藤森氏によると、マリークヮントのメタバース参入は、オーナー(代表取締役会長)・中山ユカリ氏の意向だという。今後メタバースが普及していく過程で、ユーザーによる「アバターを理想の姿に変えたい」という欲求が強まっていけば、同社としてもVR上でメークの提案ができるのではないか、との期待感もあるそうだ。
全国に116店舗を構えるマリークヮントだが、Vketユーザーは、同社やブランドを知らない人は多いのではないかと藤森氏。Vketを通して認知してもらい、今後実店舗の前を通ったときに関心を寄せてもらえればありがたいと話した。
取材をした12月11日は終日、パラリアルパリをマリークヮントが「ジャック」。空中に同社のポスターが無数に浮かぶ演出があった。なお18日まで、「メタバース パリ店」内部に提示しているポスターからアンケートに答えると、MARY QUANT VKETちゃんのアバターがもらえるキャンペーンを実施している。