9年前と比べて4万トン以上減
農林水産省の公式サイトで公開されている「令和3年漁業・養殖業生産統計」によると、「マアジ」の漁獲量は、2012(平成24)年には13万4000トンだった。それが2021(令和3)年にはおよそ9万トンにまで減少している。
今回の回転ずしチェーン各社の「アジにぎり」休止は、一時的かもしれない。ただアジの漁獲量そのものは、ここ数年で見ると減少傾向なのだ。
今から約半年前、「日テレNEWS」がYahoo!ニュースに2022年6月17日付で配信した記事では、水揚げ量激減による価格高騰が当時報じられていた。
2022年12月13日正午追記:スシローを運営する「FOOD&LIFE COMPANIES」より、次の通り回答があった。
「スシローで使用している『あじ』の水揚げ不漁により、10月上旬以降、全店での販売を見合わせております」なお、見合わせは現在も続いているという。