W杯クロアチア戦でABEMA「入場制限」の恐れ テレビない人はヤバいかも

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   FIFAワールドカップ2022カタール大会(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、日本はクロアチアと2022年12月6日午前0時に対戦する。W杯全試合を生放送している「ABEMA」は、この日にはアクセスの集中が予想されるとし、サイトへの「入場制限」を行う場合があると4日に発表した。

   ABEMA以外の視聴手段として、この試合はフジテレビ系列でも放送される。地上波で観戦できる人は、地上波で見て――。在住地域などの事情でフジテレビでの中継を視聴できない人からは、こんな懇願の声がツイッター上で出ている。

  • 地上波観戦できなくても 「ABEMA」で見られたら助かるが(写真はイメージ)
    地上波観戦できなくても 「ABEMA」で見られたら助かるが(写真はイメージ)
  • 地上波観戦できなくても 「ABEMA」で見られたら助かるが(写真はイメージ)

朝4時でも「最高視聴」記録更新

   日本史上初のW杯ベスト8入りがかかるクロアチア戦。ABEMAは公式サイト上で、「快適な視聴環境を維持するために必要だと判断した際には、『ABEMA』への入場制限をさせていただく場合がございます」と説明。必要と判断した場合、ABEMAにアクセスしようとする全てのユーザーを対象に入場制限を行う可能性があるとしている。

   12月2日には、日本が決勝トーナメント進出を決めたスペインとの対戦が行われた。平日金曜日の早朝4時という時間帯でのキックオフだったが、ABEMA運営・サイバーエージェントの藤田晋社長は6時ごろに「こんな時間にも関わらず、また過去最高視聴を更新しました」とツイッターで公表。

   同社の3日の発表によると、日本・スペイン戦やコスタリカ・ドイツ戦などが生中継された2日の視聴者数は、1日で1700万を突破したとのことだ。

   こうした背景から6日0時のクロアチア戦もアクセス集中が予想されるが、ABEMAしか試合の視聴手段がない人にとっては、入場制限が現実となれば大きな痛手だ。

ABEMAでしか見られない人は

   青森県や山梨県など、地域によってはフジテレビ系列が放映されていないケースがある。

   こうしたエリアに在住している人や、そもそもテレビを所有していないユーザーからは入場制限の実施を防ぐため、「地上波で見れる方少しでもそちらでお願いします」「都会のテレビ持ちの皆さまご配慮を」「テレビある人はテレビで観てくれ」 など、テレビ放送での視聴を優先するよう懇願するツイートが10件以上みられる。

   なお入場制限を実施する場合は、ABEMA公式ツイッターにて知らせるとのことだ。

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