「クイーンズ駅伝」移籍選手の活躍が目立つ 資生堂や積水化学、エディオン

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   実業団女子駅伝の日本一を決めるクイーンズ駅伝が2022年11月27日、宮城県で行われ、資生堂が16年ぶりに優勝した。同社を含め、上位チームでは、他のチームから移籍した有力選手の活躍が目立った。

  • 優勝した資生堂は、3選手が移籍組(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
    優勝した資生堂は、3選手が移籍組(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
  • 優勝した資生堂は、3選手が移籍組(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

メンバーの半数が移籍組

   優勝候補とみられていた資生堂は、一区でスタート直後から飛び出し、途中でいったん3位に後退したが、4区で再び首位に。5区でリードを広げ、6区アンカーも安定した走りで、2位に約2分の差をつけて大会新記録の好タイムで優勝した。

   6人のメンバーのうち、木村友香(元ユニバーサル)、一山麻緒(元ワコール)、高島由香(デンソー)の3選手は移籍組。いずれも、過去に多くの大会で実績を残してきた有名選手だ。

   2位になった積水化学も、区間賞を獲得した2区、3区の選手や、5区でチームを2位に押し上げた選手は移籍組だ。

   4位になったエディオンも、5区でチームを9位から4位に押し上げた選手とアンカーは移籍組。

   逆に有力選手が移籍や引退で抜けたワコールやデンソーは大きく順位を落とした。

   資生堂、積水化学、エディオンでは最近、生え抜きの選手の成長も著しく、移籍組との相乗効果が生まれている。

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