「バーチャルマーケット 2022 Winter」先行取材 VRのパリは超華やか

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ヤマハも初出展

   「ヤマハ」も今回、Vketに初出展だ。1階の「試奏フロア」では、ジャズ風の「ジングルベル」や、ヤマハ音楽教室のCMでおなじみの曲「池の雨」のロックバージョンを再生可能。フロアに設置されているギターやドラムセットを手に取れば、自分で演奏しているかのような気分に浸れる。

   2階は人工音声ソフト「ボーカロイド」をテーマにした「ボカロフロア」だ。有名ボカロ曲「神っぽいな」のPVを背景に、アバターにダンスを踊らせられるギミックや、初音ミクの等身大パネルと写真撮影を楽しめるコーナーが設置されている。

 

   埼玉県・群馬県を中心に関東で展開するスーパーマーケット「ベルク」は、「ベルクVRパリ店」を出店。スーパーマーケット風だが、その中にはボウリング場が大きく広がっている。「リアルでは絶対にやってはいけないシリーズ」として、ボウリングゲーム「ベルクボウル」を展開しているのだ。

   遊んでいるうちに、いつの間にかピンに見立てたフランスパンやお菓子が出現。これに巨大なりんごを投げて倒すなど、VRならではのボウリングが楽しめる。ボウリングの操作はややリアルで、難しい印象だ。真っすぐになるよう意識して腕を振らなければ、たちまちガーターとなる。

   「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」のブースは、金融機関ならではの内容だ。雪山での「ソリ滑り」コーナーを用意。ソリで滑走していると、ユーザーの横で雪玉が転がりながら並走し、ゴール地点では雪玉同士がぶつかることで巨大な雪だるまが形成される。これは雪だるまを「資産」に例えており、資産運用をプロに任せることで、絶景を楽しみながらソリ滑りをしている間にも、雪だるま(資産)が成長していく...というユニークなメッセージが込められている。

   音楽番組「ミュージックステーション」で階段を下りて入場するアーティストの気分に浸れる「テレビ朝日」のブースなど、見どころは数多い。なおVket 2022 Winterでは、一部についてスマートフォンなどで入場できる「ブラウザ会場」を用意するとのことだ。

【J子が行く】J-CASTトレンド記者「J子」とその同僚たちが、体を張って「やってみた、食べてみた、行ってみた」をリポートします。
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