任天堂は、宣伝冊子「ニンテンドーマガジン 2022 winter」を家電量販店の店頭で配布している。全84ページの冊子で、表紙を同作のゲーム「スプラトゥーン」シリーズのキャラクターが飾っている。
ツイッター上ではそのデザインが好評で、「表紙が可愛い」「イラストが可愛いすぎ」といった声がみられる。こうしたゲームファンによる需要をねらってか、無料の「ニンテンドーマガジン 2022 winter」はフリマアプリ「メルカリ」での転売が相次いでいる。
デジタル版を公開予定
「ニンテンドーマガジン 2022 winter」は、ゲーム「スプラトゥーン3」の登場キャラクターにインタビューしたという設定の記事をはじめとして、任天堂のゲームに関する情報を紹介する内容で構成されている。
配布開始時期は不明だが、記者が見る限り、この冊子のメルカリへの出品は2022年11月28日ごろから始まっており、29日現在は30件以上売り出されている。
値段はまちまちだが、1冊あたり安価なもので550円(税込、以下同)、高額な例では1500円と設定されている。
任天堂公式ツイッターの11月28日の投稿によると、「ニンテンドーマガジン 2022 winter」はテレビゲーム取扱店に順次配送中で、「今週末までには全国のTVゲーム取扱店にお届けできる予定」。さらに、「デジタル版」を12月1日に任天堂公式サイトで公開するとのことだ。
家電量販店「ビックカメラAKIBA」(東京都千代田区)は11月26日、同冊子を店内7階のエスカレーター近くで配布しているとツイート。記者が11月29日14時ごろに同店を訪れたところ、配布は続いており、10冊以上が冊子用の棚に設置されていた。近場に家電量販店があるならば、慌てて転売品を買う必要は薄そうだ。