インスタントカメラ「チェキ」フィルム品薄 アイドルとの撮影会ピンチに

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   撮ったその場で写真をプリントできるインスタントカメラ「チェキ」。そのフィルムが近ごろ品薄だと、インターネット上や報道で指摘されている。

   アイドルグループのライブやグッズ販売会(物販会)では、「チェキ会」などと称して、ファンとアイドルがツーショットで写真を撮るイベントが催されることがある。チェキ用フィルムの品薄が、ここでも影響しているようだ。

  • 「チェキ」のフィルムが品薄に
    「チェキ」のフィルムが品薄に
  • 「チェキ」のフィルムが品薄に

チェキ会が写メ会に

   チェキは富士フイルムの商品で、正式名称は「instax」。「instax mini 11」「instax SQUARE SQ1」など、数機種ある。「instax mini」シリーズの場合は、同名の「instax mini」という専用フィルムを使って撮影する。

   2022年11月15日付「女性自身」(電子版)の記事には、発売元の富士フイルムホールディングスの取材コメントがある。21年12月に発売されたインスタントカメラ「instax mini Evo」や、22年7月に発売したスマホの画像を「instax mini」にプリントできる印刷機「instax mini Link2」の販売が好調との話だ。これに伴いinstaxフィルムの売り上げも伸び、「一部のお取り扱店での一時的な品薄につながっている」と説明している。

   「マーキュロ」というアイドルグループは、新規ファンがグループ公式ツイッターをフォローすることで、好きなメンバーのサイン入りチェキを1枚無料で撮れるキャンペーンを実施している。

   しかし公式ツイッターは11月22日、チェキフィルムの品薄により、このキャンペーンについて「在庫確保が落ち着くまで"写メ"にて対応させていただきます」とツイート。フィルムを伴わず、スマートフォンのカメラ機能での撮影になるようだ。

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