妊婦としてプロレスと向き合う 出産後はママアスリート?それとも...

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メキシコでは40代が全盛期

弓李先輩ママ(左)。最新情報を教えてもらってます
弓李先輩ママ(左)。最新情報を教えてもらってます

   私の周りには先輩ママがたくさんいるので、アドバイスを聞いています。アイスリボンだけでも、千春さん、星ハム子さん、牛木さん、弓李(きゅうり)、キクさん、紫雷美央さん。

   最近だと、弓李が出産後プロレス復帰しました。最新情報やオススメアプリなどを教えてもらったり、ほんと心強いです。

   元女子プロレスラーで2児のママの大畠美咲さんと、アイスリボンレフェリーで現在育児休暇中で3児のママ、紫雷美央さんも、藤本家に遊びにきてくれました。生まれた時に必要なものを頂いたり、経験談を教えてくれたり。葉酸サプリメントの大切さを教えてくれたのも大畠さんだったなぁ。

   不安もたくさんあるけど、周りに恵まれて妊婦生活を楽しんでます。両親学級にも行ってきました!

   アスリートの妊娠は、その後のキャリアに影響します。プロレスでも結婚を機に辞める人がいれば、出産したあと現役を続ける先輩方もいます。

   会場に自分の子を連れてきて試合ができる環境をつくるのは、簡単ではありません。団体や他の選手の協力がないと出来ません。それを実行できるパワーは、本当に尊敬します。

   1年前にメキシコのグランプリックスに出場した際、海外にはママアスリートが多くいることを初めて知りました。

「あなたはまだ30代だから、全盛期はこれからね」

と言われ、衝撃。私の中には、結婚や出産を期に引退しようという考えもありましたが、180度価値観が変わり、ママアスリートとしての道を残しておきたいとなりました。

   先輩方が先に道を作ってくださったので、悩みを相談出来る。妊娠・出産を機に、仕事から離れる選択肢だけではなく、どのような工夫をすれば続けていけるのか、続けるにはどのようなサポートが必要か、そういう部分を話し合いながら進めていけたらなと思ってます。妊娠・出産期の女性アスリート支援プログラムや相談窓口も、あるみたいですよ。

   ただ、今は母子ともに健康で、無事出産できるのを祈るばかり。来年から産休育休に入るため、会場には行けませんが、いい報告ができるように頑張ってきます。

   今年も残り1か月。1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

藤本つかさhttps://twitter.com/tsukka0730
女子プロレスアイスリボン所属(https://iceribbon.com/
宮城県利府町出身。利府町観光大使。
東北福祉大学卒業後、広告代理店に就職。上京後、芸能事務所にスカウトされる。プロレスを題材とした映画「スリーカウント」出演のため、2008年プロレス団体アイスリボンの練習に参加したところからプロレスラー人生が始まる。
2015年アイスリボン取締役選手代表就任。18年には東京スポーツ新聞社制定女子プロレス大賞受賞。21年8月23日デビュー13周年を迎える。

【アイスリボン公式YouTube】
https://youtube.com/user/iceribbon
【藤本つかさ公式YouTube】
https://youtube.com/channel/UC_V0vfhOMxE9bCVvxjJ9JBw

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