フィギュアスケートの羽生結弦さん、人気は今も健在だ。東京・渋谷駅に、羽生さんを起用した大広告が出現し、ファンの間で話題となっている。
羽生さんは2022年7月、プロ転向を表明した。今後オリンピックなどの競技会には出場しない方針で、発表当時ツイッター上では「見る機会減っちゃう」と悲しむ声が相次いだ。だが11月4日と5日、プロ転向後初の単独アイスショーを開催。そして大型広告に露出と、この冬も雄姿が見られる――。
ほほ笑みと凛々しさ
寝具メーカーの西川(東京都中央区)は、羽生さんをイメージキャラクターに起用した羽毛ふとんの商品販促を11月から実施している。キャッチコピーは 「このきもちよさ、僕はオススメします。」だ。
11月14~20日は、東急東横線渋谷駅地下4階にある「スーパーボード」で大型広告を掲出。東横線や東京メトロ副都心線、半蔵門線方面をつなぐ通路沿いにある。
広告の左側には、布団に身を包み、口元に人差し指をあててほほ笑む羽生さんが。一方、右側には凛々しい競技姿の羽生さんが写っており、2つの表情を楽しめるデザインだ。
ツイッター上では「大きな羽生くんに渋谷駅でお会いしてきたー」「羽生さんこんにちは」と言葉を添え、現地で広告の写真を撮影したと報告するファンが複数みられる。
J-CASTトレンドでは11月17日昼ごろ、「スーパーボード」を訪れた。すると、広告内の羽生さんに顔を付け、うれしそうに頬ずりする女性が。その姿を別の女性が撮影していた。2人とも熱烈なファンなのだろう。そのほか、羽生さんの写真を撮るために、広告の前から通行人が途切れる瞬間を待っているとおぼしき人も3~4人いた。
なお同期間中、大阪・御堂筋線梅田駅にも大広告を掲出している。