「ツイッターにこだわる必要ない」 シビアな費用対効果求められる未来ならば

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移行先として人気SNSはどこ

   では各担当者たちがツイッターのほかに注目している、他のSNSは何か。

アイラップ:インスタグラム。理由は、商品ユーザーが多く存在していることが明白なため(現在、運用体制を整備中)。運用方法は「広報アナウンス」がメインになる見込み
A社:TikTokの利用を検討。新規掘り起こし目的
C社:注目しているのはTikTokだが、自社での効果的な運用が見いだせていない。ほかに、フェイスブック、インスタグラム、LINE、ユーチューブ(YouTube)を現在運用中

   有力なのは、TikTokとインスタグラム。J-CASTトレンドの2022年11月11日付記事「ツイッターが有料化したら 『移りたいSNS』に挙がった意外な名前」で実施した投票でも、ツイッターが有料化したら移行するSNSとして「インスタグラム」が多く選ばれている。5162票のうち、2004票(38.82%)だ(11月16日11時時点)。一方、TikTokは144票(2.79%)とかなり少ない。

   A社は「企業公式のあり方も日々刻々と変化していると感じているので、ツイッターにこだわる必要はないのでは」と言う。

   こうした意見の一方、現状では「ツイッター以外の利用を検討していない」と答えたのが、B社。今後ツイッターを離れるユーザーが、どこへ向かうか全く見当がつかない、そこで中途半端には動かず、ツイッターに注力しながら様子をうかがい、「確実にアクションを起こせるようにしたい」と考える。

   ツイッターが今後、どのようなSNSに新生するかは未知数だ。数万~数十万フォロワーを抱える著名な企業アカウントにとって、進路を決断する時がくるかもしれない。

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