「仕事しながら音楽」......現実は甘くなかった
大学を卒業して上京した際はミュージシャンとしての活動を目指していたわけではなく、就職して働いていたそうです。ただ、働くうちに「どうしても音楽をやりたい」という思いが大きくなって退職したとか。
「せっかく就職した会社を辞めるのは、勇気の必要な決断だったのでは?」。Nobbyの投げかけに、倉沢さんは当時を振り返ってこう答えます。
「たぶん大学まで行かせてもらって、卒業してすぐ音楽やります!とは言う勇気が無かったんですよね。だから仕事しながら音楽をしようと思ってたんですけど、現実はそんなに甘くなくて」
音楽をやりたいという気持ちが強く、会社を辞めるのは自然な流れであり、勇気は必要なかった...と汲み取れます。
会社員として働いていた期間は1年ほど。大学時代に沖縄で音楽活動をしていた頃に知り合った方に、東京のライブハウスを紹介され、飛び込んだと言います。それをきっかけに、持ち前のガッツと音楽への強い思いを武器に、活動を徐々に全国へ広げていきます。