ゆうちょ銀行は、4種類のスマートフォン(スマホ)向けアプリを提供している。「ゆうちょ通帳アプリ」「ゆうちょ認証アプリ」「ゆうちょPayアプリ」、そして「ゆうちょ口座開設アプリ」だ。
同行公式サイトには、「ゆうちょには便利なアプリがたくさん!」と、アプリを紹介しているページがある。ツイッター上で近ごろ、このフレーズが話題だ。ユーザーからは「まとめて一つのアプリにしてくれ」といった反応が出ている。
現行で4種類、今年もリリース
口座残高の確認や他口座への送金ができる「ゆうちょ通帳アプリ」は、2020年1月に提供が始まった。出入金明細の確認や投資信託商品の購入も可能だ。ゆうちょ銀行ではそれ以前、同じような機能のアプリとして「ゆうちょダイレクト残高照会アプリ」を運営していた。
「ゆうちょ認証アプリ」は2019年4月にリリース。「通帳アプリ」の送金操作などで本人確認を求められたときに、これで顔や指紋による生体情報を使い本人認証を行う。
「ゆうちょPay」は2019年5月に登場した決済アプリだ。対応施設でのQRコード決済が可能で、代金はゆうちょの口座からすぐに引き落とされる。また、通常貯金口座残高の確認もできる。
「ゆうちょ口座開設アプリ」は比較的新しく、2022年5月30日にリリースされた。窓口まで行かずともスマホから口座開設ができるアプリだ。申請時には運転免許証やマイナンバーカード内のICチップを読み取ることで本人確認を行う。
公式サイトでは、2022年1月6日にサービスを終了した「ゆうちょ銀行ATM検索アプリ」も紹介している。
今後の「統廃合」は
利便性向上を図るならば、新たにアプリを増やすのではなく例えば「ゆうちょ通帳アプリ」に口座開設機能を盛り込むような、「まとめる」方向性があってもよさそうだ。なぜ4つのアプリを別々に提供しているのか、ゆうちょ銀行広報に取材した。
アプリは現状、利用客の用途に応じて複数提供しているという。今後のアプリ機能向上や新規開発について「老若男女を問わず、利便性やわかりやすいUI(ユーザーインターフェイス)・UX(ユーザーエクスペリエンス)を念頭に、統廃合等も含めて検討してまいります」と語った。
なおUIはソフトウエアの操作画面や操作性を、UXはサービスを通じてユーザーが得られる体験を指す。