トイレは短時間で
痔に痛みがない間は、湯船にゆっくり浸かる、ストレッチなどでお尻の周りの血流をよくするといった、生活習慣を改善する保存療法でも構いません。ただし、生活習慣をガラリと変えるのは難しいです。まずは、何かひとつだけ取り入れる。そこで、トイレは短時間で済ませるようにしましょう。
痛みを伴うようになってきたら、すぐに病院を受診してください。
トイレでしか休憩ができないような職場環境にも、問題があります。広島大学が行った研究では、従業員の就業時の幸福感が労働生産性を向上する可能性が示唆されました。従業員のお尻の健康のためにも、仕事で成果を挙げてもらうためにも、リラックスして休憩できる労働環境を考えていきたいですね。
(文・イラスト:長瀬みなみ ウンログ株式会社)