専門家も注視
CNNは10月21日、「相次ぐ新系統の変異ウイルス、世界でコロナ感染再拡大の懸念」という記事を配信している。
米国では秋になって新型コロナの症例数は減少しているが、相次ぐ変異株の影響で近いうちに再び増加に転じる恐れがあると専門家は危惧しているという。
テレビ朝日「グッド!モーニング」は24日、新たな変異ウイルスについて、国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授に聞いている。
松本教授は、次のように述べた。
「(BQ.1は)少なくともBA.5よりも、感染力は強いだろうと考えられるが、何倍ぐらい強いのかというような具体的な研究のデータは出ていない。感染者数は確かに増えてますが、入院患者が極端に増えたとか、重症患者、あるいはお亡くなりになっている方が増えたというデータは、今のところないので。それを考えると、病原性そのものは、それほど極端に変化は起こっていないと思う。色んな変異株が出ているなかで、どれが今後、数として国内で増えていくのかというのは、もうちょっと注視していかないと、現時点での判断は難しい」