声優の武器は「声」だけじゃない ベテランが語る自主企画の魅力

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「ワクワク」が次のクリエイティブを呼ぶ

   スペース終了後の三人に、話を振り返ってもらった。山下さんは、ベテラン声優二人が「本業とは別のジャンルで、自己表現を怠らず常に前を進んでいる」点に刺激を受けたそう。

山下さん「その立場にならないとわからない苦悩や意外な考えは、実際ある。自分も役者をかじっていたからこそ、声優・ナレーターの気持ちを汲み取りつつできている(...ハズ)実感がある。これからも臆せず、色々なクリエイティブに挑戦しようと思う」

   スペース終盤で、「生みの苦しみはあっても、完成させて人に届けられる『ワクワク』があるから、また次の創作に取り組める」と語り合っていた、岡本さんと福宮さん。こんなコメントを寄せてくれた。

岡本さん「みんな同じような苦労をしてるんだな、それでもやっぱり創作活動が好きでたまらないんだなあ、とたくさんの勇気をもらいました」
福宮さん「良い意味で映画を過去の事として整理して話ができたので、新鮮でした。過去を整理すると、自分の『芯』が見えますね」

   二人は、岡本さんが声優の甲斐田裕子さんらと共に立ち上げた「VOICTION」というグループに所属し、2023年10月に施行が予定されている「インボイス制度」(正式名称:適格請求書等保存方式)への反対運動にも注力している。「自ら考え、動く力」はあらゆる場面で有用だと、考えさせられる。

   次回の作リエは、11月2日予定。

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