新型iPadから「Lightning」消えた 「USB-C」に統一、次はiPhoneも...

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Lightning採用から10年

   Lightningは2012年発売の「iPhone 5」に搭載されて以来、「iPad」「iPod touch」といったアップルの主要な「iOS」(基本ソフト)端末に次々と採用されていった。

   転機は、2018年発売のiPad Pro「11インチ」モデルと「12.9インチ」(第3世代)モデル。両モデルでLightningではなくUSB-Cが採用されたのを皮切りに、iPad Airシリーズでは2020年発売の第4世代で、iPad miniでは2021年の第6世代でも移行がなされた。

   上述のiPad mini(第6世代)と同時に発表された、無印の「iPad」(第9世代)ではLightning「続投」となったが、今回の第10世代でついにUSB-Cへの移行が決まった。

   iPhoneに先んじてiPadでUSB-Cが導入されたのは、バッテリー容量の関係ではないと三上氏は推測する。iPhoneよりも大型なiPadでは、大容量のバッテリーが採用されている。一般的にUSB-CはLightningよりも高速な充電が可能なため、iPadではUSB-Cを搭載するメリットが大きかったのではないかとした。

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