スマートフォン「iPhone 14」シリーズ。上位機種「14 Pro」が人気のようで、2022年10月18日現在、米アップル公式ECサイトでは、14 Proシリーズの各モデルは配送まで「2~3週間」かかると表示されている。
一方、家電量販店内の携帯電話会社の代理店では、14 Proや、画面サイズの大きい「14 Pro MAX」の在庫を有する店が出現している。さらに、さまざまな値引きキャンペーンも打ち出されるようになった。
どこの店舗もProの在庫あり
記者は10月18日昼ごろに、新宿区内の家電量販店3点を訪れた。
A店では、au(KDDI)の契約得点として、「iPhone 14」シリーズが税込価格より2万2000円引かれるキャンペーンを店内で告知している。22歳以下の契約者あるいは利用者が新規契約すること、もしくは他社からの乗り換えが条件だ。
NTTドコモブランドでは、「14」シリーズ全機種が、他社からの乗り換えで2万2000円安くなるとのキャンペーンを掲げるPOPが。これはドコモ公式サイトでも案内されている「5G WELCOME」割を利用するもの。対象の5G(第5世代移動通信システム)対応機種を購入することで機種代金から一定額割り引かれるキャンペーンだ。
店内告知のPOPによるとiPhoneの在庫は、ドコモ、au、ソフトバンク各キャリアで通常の「14」はあり、購入者は当日に持ち帰れるとの案内が。色や本体容量といったモデルによって在庫の有無は異なるが、上位機種の14 Proについてもauで4モデル、ソフトバンクは3モデルあった。14 Pro MAXは全モデルにおいて「在庫あり」の表記はなく、購入予約を受け付けていた。
家電量販店B店では、auブランドのキャンペーンとして、他社から乗り換えてiPhone 14シリーズを購入した人に向け、同店が用意する会員制ポイントサービスのポイントを2万ポイント分プレゼントするとの案内が。また、新規契約でも1万ポイントがもらえるとの説明だ。
3キャリアともA店と同様に、通常の「14」をはじめとして、14 Proの在庫もあった。14 Proについてはドコモで3モデル、auで6モデル、ソフトバンクで5モデルが「在庫あり」となっていた。14 Pro MAXはこちらでも各モデル在庫はなく、予約受付中となっていた。
14 Pro Max見つけた
家電量販店C店では、ソフトバンクのキャンペーンとして、14、14 Pro、14 Pro MAXについて2万2000円分の還元を受けられると告知。条件は48回分割払いとすること、他社からの乗り換えまたは新規契約(22歳以下)であること、そして対象の料金プランに加入することだ。
加えて、クレジットカード「PayPayカード」で初回料金を支払うと設定すれば、5000「PayPayポイント」のプレゼントも受けられるとしている。
在庫は各社やはり通常の「14」が豊富だ。またこの店舗では「ディープパープル」色の「256GB」やゴールドの「256GB」など、一部のモデルに限られるものの、14 Pro MAXの在庫もあった。