COCOA結局どうしたらいいの イベントで利用推奨も厚労省「取りやめを」

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   新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」は、2022年内で運用を停止する。厚生労働省公式サイトでは、イベントなどでのアプリの利用推奨は取りやめるよう呼びかけている。

   一方、ミュージシャンのライブ公演などでは引き続きCOCOAのインストールを求める事例が複数ある。各イベントで足並みがそろっているわけではないようだ。

  • イベントでのCOCOA利用推奨は取りやめのはずが
    イベントでのCOCOA利用推奨は取りやめのはずが
  • イベントでのCOCOA利用推奨は取りやめのはずが

電気グルーヴではCOCOA推奨

   厚労省サイトは、COCOAの利用に関する「よくある質問」ページを公開している。9月下旬に、運用停止に関する項目が追加された。

   「各種イベント等で接触確認アプリの利用を推奨していますが、今後はどうすべきですか」との想定質問に、「全数届出見直しに伴い効果が限定的となるため、各種イベント等でのアプリの利用推奨は取りやめていただくようお願いいたします」との回答を掲載している。

   一方、10月11日に日本武道館で開催されたロックバンド「SOPHIA」の公演では、入場の流れとして「COCOAインストールの確認をいたします。スマートフォンのCOCOAアプリを開いた状態にてアクティブ状態を確認させていただきます」と公式サイトで案内された。

   バンド「電気グルーヴ」が10月15日に「ぴあアリーナMM」(横浜市)で実施予定の公演でも、公式サイトの10月11日付ガイドラインでは「新型コロナウイルス接触確認アプリ (COCOA)のインストール推奨、検温、手指消毒をいただいた上でのご入場」と説明。

   東京都の新国立劇場でも、公式サイトで公演来場者への協力要請事項を掲載している。最終更新は10月4日だが、「『COCOA』のインストール、ご利用のご協力をお願いします」と呼びかけている。

   半面、イベントの来場にCOCOAは不要と告知するところがある。吹奏楽の連盟組織「全日本吹奏楽連盟」では、運営する大会について厚労省の発表にならい、COCOAのインストールは不要となったと公式サイト上で説明している(10月12日時点)。

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