マイナンバーカードケース転売 自治体・医療機関の特別デザイン版を出品

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   マイナンバーカードの交付を受けると、一般的に透明なケースが付属する。カードを入れると裏面の個人番号を隠せる仕様となっている。このケースの一部が、フリマサイト「メルカリ」で転売されている。

   普及促進をねらってか、自治体や医療機関によってはキャラクターとコラボした特別なデザインのカードケースを配布している。こうしたケースが、出品の対象となっている。

  • そんなものまで転売されるのか
    そんなものまで転売されるのか
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ドラえもんに清水エスパルス

   自治体の発表でよく見かけるのは、アニメ・漫画「ドラえもん」とコラボしたケースだ。

   たとえば千葉県白井市は、新規にマイナンバーカードを申請・受け取った人を対象に、2022年8月1日から総務省が作成したカードケースを用意し、プレゼントしている。数量限定だ。ケースには、登場人物のドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかが描かれている。

   新潟県南魚沼市も7月28日、ドラえもん仕様のカードケースを希望者に配布すると発表。こちらはマイナンバーカードをすでに持っている人、そしてこれから申請する人が対象だ。福島県郡山市も、7月25日から申請者に同様のドラえもんケースを配っている。どちらも数量限定での配布となっている。

   静岡市は地元サッカーチーム・清水エスパルスとコラボ。エスパルスのエンブレムやマスコットキャラクター「パルちゃん」がデザインされた市オリジナルのカードケースを用意した。8月1日から、カード交付を受ける人に数量限定で配布している。

   メルカリでは10月13日までに、このドラえもんカードケースが数十件出品されてきた。1枚300円~500円が相場だ。中には、2枚599円、4枚セットで799円など、入手方法は不明だが複数枚を販売する例も少なくない。

   清水エスパルスとコラボした静岡市のケースは20件以上出品されている。300円~800円の値段が付けられている。

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