年末には「第8波」?
コロナの第7波は、これまでよりの流行時より感染者数も死者も多く、長期にわたって感染拡大が続いた。後半になって、感染者の全数把握が見直され、医療機関や保健所の作業軽減が図られたが、政府の対策の遅れを指摘する声も多かった。
コロナ禍が、今回の7波で終わりになるわけではない、ということも懸念されている。
東京新聞は10月1日の社説で、「『第八波』に備える必要がある」と強調。「これまでの経験上、感染症流行の波は夏と冬に発生している。今冬に向けて『第八波』が来ることを想定し、今から備えなければならない。そのためにも『第七波』の対策検証が欠かせない」と念を押す。
テレビ朝日の「グッド!モーニング」は10月12日、年末年始にはまた増えて「一日あたりの感染者数は東京の場合、年末の活動が去年並みならば1万人、より活発なら1万5000人に迫る」というAI予測を報じている。