公務に費用がかかり過ぎ
BBCによると、スウェーデンでグスタフ国王の判断は、王室の人数が多くなって公務に費用がかかり過ぎとの見方が広がっており、それを受けた措置とみられている。国王は自らの考えで決断したが、英国のチャールズ皇太子(当時)が「王室を整理」したいと考えているとされることも意識したと思われる、との見方も伝えている。
このため、エリザベス女王が亡くなったばかりの英国でも、変化が起きる可能性がある、との報道が出ている。チャールズ新国王は、皇太子時代から、王室のスリム化に積極的とみられているからだ。
コスモポリタンは10月3日、「新たな国王が即位したイギリス王室では、いくつかの大きな変化が起ころうとしているもよう――"王室のスリム化"を目指すチャールズ国王は、弟アンドルー王子の娘たち、ベアトリス王女とユージェニー王女から『王女』の称号をはく奪する考えがあるとみられている」という記事を配信している。