国際色豊かになった
いしたに:さっきの写真の場所、Skyをやってない人から見ると、なんかよくわかんないけどきれいな石像あるから、要するに映えスポットみたいになるんですよ。Skyのプレイヤーはゲームのときと同じように、自分は石像の方を向いて、記念写真撮る。でも、映えスポットとして見えている人たちは石像を背景にしてしまう。つまり、顔の向きが真逆になるんです。
はつめ:おもろいですね、それ。
いしたに:だから、Skyブースにいると、誰がプレイヤーかそうじゃないのか、すぐにわかる。これ、すごい手法ですよ、偶然かもしれないけど。
はつめ:Skyがブース出してるって言うだけで「お~すごい!まじか!」ってなるんですが、初出展(たぶん)なのにすごい細かい工夫というか、ゲーマーが喜ぶところをわかってるの、すごいなと思いました。
いしたに:ホント、いいブースでした。
はつめ:Skyは物販もありましたしね。
いしたに:その物販も、ちょうど家に帰るとゲームから見慣れない通知がきて、そのままグッズのECサイトに連れていかれるに至っては、もうお見事としか。
はつめ:SkyのECって、なぜか知る人ぞ知る感あったんですが、ゲーム内に出てきたときびっくりしました。
いしたに:あれ、TGSの初日がECの公開日になってたんですよ。うまく合わせてきたなあと思いました。
はつめ:確かに、昔、Skyのグッズ探したとき、そのときはドルでの販売だった気がする。
いしたに:あ、そうだったんですね。じゃあ、日本版のECサイトの公開日がTGSの初日だったということですね。
はつめ:Skyもそうなんですが、なんか今年海外資本というか海外出身のゲームだったりメーカーがすごい増えた気がします。いつもは"ザ・日本のゲームの展示会"ってイメージだったんですが、国際色豊かな気がする。これは私のTGSの最推しです。いしたに:そこが変化を感じた部分です。
(次回に続く)
はつめ
現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。
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いしたにまさき
ウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
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